◆川崎市民登山の皆様への海外登山のお誘い◆
川崎市山岳協会では来年度(2014年)創立60周年を迎えます。その記念行事として海外登山を企画しており、 韓国済州島ハルラ山（世界遺産韓国最高峰）を登ります。登類に一番よい季節であり、チンダルレつつじが山一杯に咲き誇る時期であります。 参加者募集は川崎市山岳協会会員を優先いたしますが、市民の皆様への参加を歓迎致します。
基本的には個人の参加であり、団体行動はとっても、山岳協会員がリーダーをやる訳ではありません。山では現地のガイド２名が付く予定です。

■詳細はこちらのPDF(106KB)をご確認ください。

期日	2014年5月16日(金）-19日(月）3泊4日
参加費用	130,000円 全食事付き　20名程度募集
予定コース	16日朝9:35成田発-済州(チェジュ)市内観光泊 　17日漢撃山(ハルラサン)登山徒歩9-10時間-済州泊 　18日威勢山岳（ウィッセオルム1700m）登山徒歩6時間-済州泊　 　19日済州島東部観光世界遺産・万丈窟、城山日出峰、ドラマ「チャングムの誓い」ロケ地・済州民族村博物館、正房瀑布を見学。 　　　夜20:30成田着
参加資格	川崎市の市民登山に参加したことのある人
問合先、申込先	川崎市山岳協会　理事長矢幡明樹 電話：0466-36-9641　矢幡携帯080-5451-9641 まず、電話でお申込み下さい。参加の可否は後日お知らせします。
申込締切	2月25日(火）
企画催行	アルパインツアーサービス株式会社

　漢拏山（ハルラサン）は韓国最高峰で済州島の中心に聳え島のどこからでも眺めることができる。済州島そのものが漢拏山の噴火によってできた島で全体が世界遺産となっている。朝鮮半島の文化とは少し違い、日本との交流も昔からあり現在は観光と農業で成り立っているとのこと。
　漢拏山(ハルラサン)国立公園は世界遺産でもあり、登山道は木道と階段とロープ、柵が整備され、途中にある小屋でのトイレもきちんと管理されていた。登山料を徴収しているようで（10円程度）外国人には登頂後 登山証明書（Certificate of MT. Hallasan Hiking）を発行してくれた。入山時間と通過時間に制限があり、「このコースは何時以降は入山禁止」、「何時以降はこの先登山禁止」という案内板が設置してあった。山中にある小屋やシェルターは休憩所であり、宿泊を伴う施設ではないので野営も禁止とのこと。300mごと道標があり番号が振ってある。あくまで等間隔であるので城板岳（ｿﾝﾊﾞﾅｸ）コースでは36番目が山頂となる。
　漢拏山(ハルラサン)は火山で山頂付近は外輪山の一画で現在はこのコースのみ登山道となっている。２日目に歩いた西壁側からは山頂へのコースは禁止とのこと。
　1日の弁当は太巻き1本とミカン2個、ミネラルウオーター1本だけと、日本から持ち込んだ行動食とアミノバイタル1本を食した。休憩所ではカップ麺が売られており一人1個でお湯も用意しており、ごみ箱もなく汁まで飲みきらないといけない。値段は150円程度であった。その他の食べものやお酒などは一切なくビールで乾杯とはいかない。休憩所でマッコリやビールを持参し飲んでいる韓国の方はおり、酒飲みはどこみでも居るようです。
　花は5月のこの時期チンダルレという名のつつじがきれいで、西壁一帯では満開でした。

■川崎市山岳協会創立60周年記念韓国済州島漢拏山

日程

2014年5月16-19日

参加者

田中（川山）金子(蛍雪)矢幡夫妻(東芝)相良（ﾖﾁﾖﾁ）藤本（橘）大野(橘)湯浅（東芝）小元（東芝）田代（NEC）武村（NEC）松田（NEC）長谷川（蛍雪）高橋（蛍雪）布田（川山）　佐々木夫妻、橋本、宮田（市民登山）計19名

概　要

5月16日　晴れ
　成田-済州島-市内観光
5月17日　晴れ
登り 城板岳（ｿﾝﾊﾞﾅｸ）コース（約9.6ｋｍ高差1,185ｍ）
下り　観音寺（ｶﾇﾝｻ）コース（約8.7km高差1,355ｍ）
7：15城板岳登山口（ｿﾝﾊﾞﾅｸ750ｍ）-9：00休憩所‐10：50杜鵑花林小屋（ﾁﾝﾊﾞﾙﾚﾊﾞ1500m）-12：50漢拏山・東稜（ﾊﾙﾗｻﾝ1935ｍ）13：30-15：00三角峰小屋（ｻﾝｶﾞｸﾎﾟﾝ）-17：15耽羅渓谷（ﾀﾝﾅｹｲｺｸ）‐18：00観音寺登山口（ｶﾇﾝｻ580m）
5月18日　快晴
登り　霊室（ﾖﾝｼﾙ）コース（約5.8km高度差660ｍ）
下り　御里牧（ｵﾘﾓｸ）コース（約6.8ｋｍ、高差800ｍ）
霊室登山口（ﾖﾝｼﾙ1040m）‐(タクシー)‐10：00霊室休憩所‐13：00威勢山岳小屋（ｳｨｯｾｵﾙﾑ1700ｍ）‐御里牧事務所（ｵﾘﾓｸ900m）

5月19日　快晴
市内観光-済州島-成田